Web×IoT メイカーズチャレンジ PLUS

学生や初学者エンジニアを対象とした
IoT システム開発のスキルアップイベント
「Web×IoT メイカーズチャレンジ PLUS」
2022 年度は全国 8 地域で開催!

グランプリ決定戦の模様と各地最優秀賞受賞作品を紹介中!

メイカーズチャレンジはこんなイベント!

PC やスマホ、ネットワーク機器だけでなく、あらゆるモノがインターネットにつながる 「IoT (Internet of Things) = モノのインターネット」。 革新的でユニークなサービスが次々と登場し、モノに新しい付加価値が生まれている今、あらゆる業界で IoT や DX (デジタルトランスフォーメーション) に携わるエンジニアのニーズが高まっています。

Web×IoT メイカーズチャレンジ PLUS は、目指すべき「つながる」社会の実現に欠かせない「相互可用性」に着目したカリキュラムをベースに、ウェブの標準技術を使って IoT システム開発を実践的に学ぶ体験型のイベントです。 ハンズオン形式の講習会とハッカソンへの参加体験を通し、ソフトウェアとハードウェア双方のスキルアップを目指します。

イベントの特長

  • 初心者も安心 参加者の大半はプログラミング初学者や未経験者です。 充実した講習会を受講してからハッカソンに挑戦でき、イベント全体を通して運営スタッフが全力サポート!
  • 材料費負担なし IoT 作品の制作にはセンサーなど様々なデバイスが必要となりますが、 本イベントでは原則主催者が材料を費用補助・提供。思い思いにアイデアをカタチにできます。
  • 総務省後援 総務省および Beyond 5G 新経営戦略センターの支援による講習会カリキュラム提供と、 2017 年から続くスキルアップイベントのノウハウを活用しています。
  • ウェブ標準技術 HTML や JavaScript といったウェブ制作に使われる一般的な技術でセンサーや出力装置を制御! 身近になった IoT システムの開発を学べるカリキュラムです。
  • 身につくスキル ソフトとハードの両方を開発できるまたとない機会に加えて、 チームワークや短期間でのプロトタイプ制作といった基本的なエンジニア経験を得られます。

これまでの実績

先行的な取り組みである「Web×IoT メイカーズチャレンジ」を含め、2017 年以降、初学者を含む 1000 人以上の参加者がチームを組み、 身近な問題を解決するための IoT システムの開発に自ら挑戦し、200 以上のアイデアが IoT の試作品として誕生しています。

  • 参加者数 1000 人以上
  • 作品数 230 作品
  • 開催地域 のべ 38 か所
  • 満足度 93%

様々なセンサーや出力装置をウェブ標準技術でつないで、さぁ、何作ろう?

距離 照度 化学 音量 重量 磁気 位置 温度 湿度 加速度 人感 傾き 圧力 臭気 心拍

スケジュール

Web×IoT メイカーズチャレンジ PLUS は、開催地域ごとにプログラム詳細が異なりますが、 基本的な流れは以下となります。

講習会

座学講習

ウェブ標準技術やオープンソースソフトウェア (OSS) 活用の意義、ワイヤレス通信の基礎知識について、具体例を交えて講師が解説します。

ハンズオン (体験講座)

ボードコンピューターやセンサーなどの教材を使い、IoT システム開発を実践的に学習。スタッフが丁寧にサポートを行います。

チーム分け・準備

アイデアワークショップ

チームごとに地域の課題や身近な問題を探り、講習で学んだ技術を活用して、その解決策となるような IoT デバイスの仕組みを検討します。

事前準備

材料の調達やチーム内での役割分担など、ハッカソンに向けた準備を進めます。 オンラインでも情報交換しやすいようチャットルームを開設します。

ハッカソン

作品制作

チームで練り上げたアイデアをもとに、ハードウェアとソフトウェアの両方を実装 (プロトタイピング) し、IoT 作品として仕上げます。

成果発表会

チームごとに作品のデモとプレゼンテーションを行い、これまでの成果をアピールします。 その後、審査を経て、講評と優秀作品の表彰を行います。

全国から優秀作品が集結!

グランプリ決定戦

各地の最優秀チームがオンラインプレゼンテーションを行います。 審査員と観客の皆さんの投票で本年度の全国グランプリ作品が決定します。

エンジニアとしてのスキルを高めよう!

このイベントでは、ウェブ標準技術を使った IoT システム開発や標準技術活用の意義を学べるだけでなく、オープンソースソフトウェア (OSS) 文化への理解やチームワーク、公共の場での共働力など、様々なスキルを身に付けられます。

  • ハードとソフト双方のフルスタックな開発スキル
  • オープン戦略や OSS 戦略への理解
  • アジャイル開発に対応できるエンジニア力
  • チームワークとプロジェクトマネジメント力
  • イノベーションにつながるプロトタイプ創出力

数字で見るメイカーズチャレンジ

※ 2021 年度 Web×IoT メイカーズチャレンジ PLUS 参加者アンケートより

プログラミング経験

参加者の多くはプログラミング初学者です。ハッカソンに向けた講習会があるので、どなたでも安心して参加できます。

日常的に アプリを開発 15 % アプリの 開発経験あり (趣味を含む) 20 % プログラミング 学習経験あり (初歩を含む) 52 % プログラミング 学習経験なし 13 %

満足度

5 割以上の参加者が「とても良かった」と評価。「良かった」と合わせると 93% の方から高い評価を得ています。

普通 6 % 良かった 41 % とても 良かった 52 %

得られたこと (複数回答可)

多くの参加者からプログラミングスキルの向上だけでなく、チームでの開発やアイデア実現の経験が評価されています。

コミュニケーション能力 29 % 短期間での プロトタイピングの経験 33 % CPU ボードやセンサー 等の制御スキル 36 % プログラミングスキル 46 % アイデアを実現する経験 59 % チームで開発する経験 67 %

参加者の声

※ 2021 年度 Web×IoT メイカーズチャレンジ PLUS 参加者アンケートより

  • グループで 1 つの目標に向かう楽しさが味わえました。 システム開発ができて良かったです。 (香川会場参加者)
  • 本イベントを通して IoT を用いてセンサー類を制御する技術を学ぶことができ、年齢の違う人たちとチームを組み 1 つのものを作り上げる難しさと達成感を知ることができた。 ありがとうございました。 (鳥取会場参加者)
  • 自分でも驚くほど技術を向上させることができ、ためになった。 (香川会場参加者)
  • 普段経験することのないことを多くできて、とても良いものになりました。 (香川会場参加者)
  • まったく知識もなく、右も左も分からずに参加させていただきましたが、 チームメンバー、メンターさんをはじめとする様々な方にお世話になりました。 ありがとうございました。 また、機会があればレベルアップした姿でこのイベントに関わらせていただきたいと思います。 (岡山会場参加者)
  • プログラミングやハード作成に自信がなかったのですが、今回それを経験して自信につながりましたし、 それ以外の場面で能力を発揮できたのが良かったです。 (鳥取会場参加者)
  • 新たな学びがたくさんあった。 優秀な方々と話したり、開発している姿を見たりして、私ももっと勉強をしてそうなりたいと思った。 (鳥取会場参加者)
  • 自身の知らない知識、手法を用いて問題解決を提案してくれるメンバーと作品制作ができて大変参考になりました。 運営の方々におかれましては、コロナ下でイベント継続を模索していただきありがとうございました。 (岡山会場参加者)
  • Raspberry Pi や IoT 機器を扱うことはもちろんのこと、所属大学や年代という枠組みを超えて、 様々な方とコミュニケーションを取り、なにか 1 つのプロジェクトを進行していくことは、 自分自身とてもよい経験になったと思います。 (岡山会場参加者)
  • IoT の基礎を知ることができ、実際にグループで作ることでうまくいくことやうまくいかないことを経験できました。 また、他のグループの発表でもいろんなアイデアがあり、多様な IoT のカタチを知ることができたかなと感じました。 (信州会場参加者)
  • 今回のイベントに参加して、色々な知識を得ることができたので、とても良かったです。 (徳島会場参加者)
  • 初め数週間は実際の形がなかなか見えてこず不安だったが、発表時には形にすることができてよかった。 自分でもさらに学びと経験が必要だなと思った。 (信州会場参加者)

昨年度各地の最優秀作品

受賞作品紹介を見る

過去すべての作品を見る

信州

信州の寒い冬、コタツのあたりすぎで不健康になるのを防ぐ
逃げるコタツ

鳥取

イベントで設置される簡易的なゴミ箱があふれ臭くなるのを回避する
どこでも IoT ゴミ箱キット

岡山

岡山県発祥の点字ブロックを IoT 化し、従来の問題点解決を目指した
Smart B.B.

徳島

阿波踊りのぞめき (囃子) を用いて安全運転を支援する
Zomeki SENSING

香川

出社前の体温測定など、忙しい朝の負担を少しでも減らして時短を図る
スマートミラー

今年度各地の開催情報

Web×IoT メイカーズチャレンジ PLUS は各地域の地元運営委員会組織の発意・負担による自律的なイベントとして企画が行われます。 2022 年度の開催地域および、各地のイベント詳細については、決定次第順次お知らせします。 以下の各地のページからご確認ください。

Supporters

事業主体

  • 総務省

協力

各地で行われるイベントの運営主体、事務局、メインスポンサーおよび、イベント全体をサポートする中央実行委員会への支援をいただいている協力各社・団体 (五十音順)

  • 株式会社インターネットイニシアティブ
  • 一般社団法人 WebDINO Japan
  • 株式会社 愛媛 CATV
  • オカネツ工業株式会社
  • 国立大学法人 岡山大学
  • 一般社団法人 頑張る地域支援し隊
  • 株式会社 Goolight
  • KDDI 株式会社
  • コニカミノルタ株式会社
  • 一般財団法人 塩尻市振興公社
  • 情報通信交流館 e-とぴあ・かがわ
  • 国立大学法人 信州大学
  • スマートシティたかまつ推進協議会
  • 徳島大学 デザイン型 AI 教育研究センター
  • 株式会社トスコ
  • 一般社団法人 日本ケーブルテレビ連盟

後援