Web×IoT メイカーズチャレンジ 2020-21

学生や若手エンジニアを対象とした IoT システム開発のスキルアップイベント 2020 年度、全国 8 地域で開催!

各地最優秀賞受賞作品と開催報告を紹介中!

Web×IoT メイカーズチャレンジはこんなイベント!

あらゆる人やモノ、データがいつでもインターネットでつながる Beyond 5G 時代。

IoT や AI をはじめとした ICT 技術の活用により、革新的でユニークなサービスの誕生や新たな付加価値の創出が今後、より多岐にわたる分野へと広がることが期待されます。

こうした新たな時代の「ものづくり」の担い手として、Web アプリ開発等ソフトウェアの知識、そしてセンサーやモーター制御等ハードウェアの知識を併せ持ったエンジニア人材はますます必要とされます。また、短期間でアイデアやコンセプトを試作することができるプロトタイピングスキルのニーズも IT 業界に限らずあらゆる業界で高まっています。

Web×IoT メイカーズチャレンジは、そんな IoT の世界に一歩踏み出すきっかけとしていただけるよう、学生や若手エンジニアの皆さんを対象に、「ハンズオン形式の講習会」と「ハッカソン」への参加体験を通して IoT システム開発を実践的に学んでいただくスキルアップのためのイベントです。

「Web を触ったり、ちょっとしたプログラミングならやったことがあるけれど、センサーやモーター制御はやってみたことがない…」という方、「ボードコンピューターで IoT を学んでみたい…!」という方、またハッカソン初体験という方にもおすすめのイベントです。

総務省主体の企画としてスタートした本事業では、過去 3 年間の開催で、初学者を含め、のべ 670 名以上がハッカソンに参加、160 を超える IoT 作品 が誕生し、参加した皆さんからは、「仕事として IoT を扱えるエンジニアになりたい!」、「プライベートでも IoT に取り組みたい!」といった感想が多く寄せられています。

2020 年度の開催

With コロナの中、どのように Web×IoT メイカーズチャレンジ らしい IoT システム開発のスキルアップ講習やハッカソンを行えるか?

今年度はイベントの企画や運営に携わるメンバーにとっても新たなチャレンジとなります!

参加される皆さんや運営スタッフなど、関わるすべての方の安全に気を配りながら、各開催地では、地域の状況や方針に応じて、オンラインの活用やカリキュラムの工夫を行いながら地域の運営委員会によりプログラムが検討されます。

ハンズオンからアイデアソン、ハッカソンまでをすべてオンラインで行うケースや、感染予防対策を講じた上で、可能な範囲でオンラインとオフラインを組合わたカリキュラムを採用するケースも考えられます。

本イベントのタイトルにもある ”Web” や “IoT” が今こそ必要と言える状況の中、あらためてハードウェアをともなう実習やハッカソンの新たなあり方、ニューノーマルを考える機会と捉え、時には臨機応変な対応を取りながら、予定しているすべての地域で参加者の皆さんに満足していただけるイベントを実施できることを願っています。

2020 年度は、総務省主催で茨城・石川・信州・大垣・岡山・徳島 の 6 地域にてイベントが開催されるほか、地域主催の自律開催として鳥取と香川でも Web×IoT メイカーズチャレンジが行われる予定です。

※ 各地の開催内容やカリキュラムについては、地域ごとの募集ページをご確認ください。

ハンズオン講習会

イベントの前半プログラムとして行う「ハンズオン講習会」では、IoT の基礎知識、そして IoT 開発には欠かせないワイヤレス通信やその根源となる電波の特性などについての講義を受講した後、小型ボードコンピューターを使って Web 技術でセンサーやモーターなど、ハードウェアを制御する方法を実践的に学びます。

電子工作の特別な知識がなくても大丈夫! ハンズオン講習では、講師だけでなく、チュータースタッフが皆さんのサポートを行うので安心です。開催地域により講習プログラムや利用教材は異なりますが、どの地域でも実習を中心に行い、後半プログラムの「ハッカソン」に向けての基礎知識を身に付けます。

地域によっては、ハッカソンでの作品制作に向けてのアイデアワークショップや、オープンソースや共同プロジェクトの開発現場では必須ツールとされている GitHub の使い方講習などがカリキュラムに含まれる場合があります。

ハッカソン

後半に行う「ハッカソン」では、ハンズオン講習で学んだ技術を活かして IoT 作品を実際に制作し、その成果を競います。

原則、チームを組んでIoTシステムの作品づくりに挑戦していただきますが、チーム分けの方法やハッカソンの作品制作条件、ハッカソンテーマなども参加地域により異なります。

Web×IoT メイカーズチャレンジのハッカソンでは、どの地域でも準備や作品制作の過程で発生する疑問やトラブルを講師やメンタースタッフが可能な限りサポートします。また、ハッカソンの作品制作にかかる材料費は、一定の上限額内で補助があるので、費用負担の心配もなく安心して作品制作に取り組むことができます。

自分たちのアイデアをカタチにする体験を通して、様々な気づきを得られます。失敗を恐れず、存分にモノづくりに挑戦していただく機会となります。

ハッカソンでは、各会場ごとに作品の審査が行われ、最優秀賞受賞作品が選ばれます。

なお、講習会とハッカソンのすべての課程に参加された方には、Web×IoT メイカーズチャレンジ実行委員会より修了証を発行します。

参加しよう!

2020 年度の募集内容・イベント詳細については、メニューの各地のページからご確認ください。