Web×IoT メイカーズチャレンジ PLUS

2025 年度グランプリを獲得した三重代表チーム「shinobi」の皆さん
グランプリ受賞作品「Ninja かくれんぼ IoT」
最終的に香川代表チームと三重代表チームの上位 2 チームの決戦投票となり、三重代表チームが 1 位を獲得
オンラインイベントでの記念撮影

グランプリ決定戦に出場した各地の最優秀賞受賞作品は以下の通りです。

秋田

作品名
番犬 (検) ロボコジラ
チーム「くまバスターズ」
竹脇 僚哉齋藤 穗菅原 恭平渋谷 匡太吉田 実礼
チーム集合写真
作品紹介
秋田で深刻化している熊被害を減らすための IoT システム。熊が檻にかかり暴れることで圧電マットが発電し、その電力で熊の検知システムが稼働する。熊を識別し通知するシステムには物体検出アルゴリズムを活用。通知時に「番犬ロボコジラ」が犬小屋から出動し警告を行う。電力確保が困難な森での使用を想定し、発電装置や省電力設計を採用。また、市販されていない部品は 3D プリンターで製作し、Google Apps Script や Google Colaboratory を使いスケーラブルなシステムを構築した。

秋田会場の開催報告 (PDF)

主なプログラムの流れ 検知部分の外観と構成 圧電マット (発電・振動センサー) 踏切センサー (発電・振動センサー) アクチュエーター コジラのイメージ

信州

作品名
「伝票吸い込み」くん
チーム「信州「置き配」イノベーション」
原 雅彦伊藤 光平冨田 哲志金井 誠
チーム集合写真
作品紹介
留守中の荷物盗難や空き巣被害を防ぐための IoT システムを備えたポスト。伝票がポストに挟まれると、モーターが作動してポストが開閉し、伝票をポストの内側に落とすと同時に LED の点灯と Slack 通知でユーザーにお知らせする。これにより、配達状況をリアルタイムで把握できるだけでなく、伝票が長時間そのままになり不在が知られるリスクを軽減できる。実用性と安全性を両立させたこのシステムは、安心して置き配を利用できる環境を提供する。

信州会場の開催報告 (PDF)

開発の経緯 作品紹介 作品紹介 作品紹介 作品紹介 作品写真

愛知

作品名
シューズー
チーム「ピクルスノリマース」
芦野 公祐大平 百々香
チーム集合写真
作品紹介
子どもがうっかり親から離れてしまったことに親が気が付かないといったトラブルを回避するための作品。靴型デバイスに生き物のワッペンを付けると、歩くたびにその生き物の鳴き声が鳴る。ワッペンは付け替え可能。小さい子どもを対象にしているので、親のスマホとつながっていて歩数や日時、何のワッペンかを記録。ある程度の距離が離れると子供と離れていることを親に知らせる通知がスマホに届く。また、遠隔地にいる保護者も子供の歩数を確認して成長を感じられるという機能拡張も考えられている。

愛知会場の開催報告 (PDF)

作品写真 作品写真 アプリ画面 作品の特徴 作品の特徴 作品の仕組み

三重 (グランプリ作品)

作品名
Ninja かくれんぼ IoT
チーム「shinobi」
中野 桂佑吉髙 僚眞安藤 三菜アリク プラバスワラ東 真一
チーム集合写真
作品紹介
三重県独自文化である忍者をテーマに地域文化のアピールとコミュニティの活性化を目指した「かくれんぼゲーム」。隠れる側 (忍チーム) は、GPS、加速度センサー、ジャイロセンサー、LED ライト、ブザーを搭載した「忍デバイス」を装着して、鬼の接近を察知し、静かに移動しないとブザーが鳴るため、忍者のスリルを体感しながら遊ぶ。一方、鬼側は、隠れている人 (忍) の位置を GPS で取得して 5 段階で距離感を表示し、忍の追跡に役立てる。IoT 技術を活用し文化体験や交流を促進する作品。

三重会場の開催報告 (PDF)

作品写真 作品写真 作品写真 システム設計 仕組み 挑戦と課題

鳥取

作品名
カメラのキタ◯ラ 案山子 style
チーム「案山子 ~KAKASHI~」
原 幸奈景山 大輝三好 直人中田 翔北村 歩夢
チーム集合写真
作品紹介
案山子 (かかし) をラジコンのように自分で動かせたら楽しいに決まってる!!という想いからラジコン操作により周囲の捜索も可能なかかしを制作。周囲の状況がわかるようカメラからの映像が Web 経由でリアルタイムに PC で確認できる。人感センサーで動物の検知を行い、ネオピクセルライトを点滅させて害獣を威嚇。ライトの色は、動物の種類別に効果がある色を事前に調査した上で赤と緑と青色を選定し、固定された光よりも動きのある光が効果的なため点滅をさせる実装を行った。

鳥取会場の開催報告 (PDF)

作品写真 制作の理由 デモ動画 デモ動画 外装 工夫した点

岡山

作品名
WINKERS
チーム「OJJM」
逢澤 海翔LI XIANG越智 勇翔長尾 貫司Y.A.
チーム集合写真
作品紹介
岡山特有の運転時にウインカーを出さない「岡山ルール」と労働災害を減らしたという想いから、ウインカーの使用を促すシステムを制作。今回のハッカソンでは、三輪車に信号認識用のカメラ、ウインカースイッチ、ハンドルセンサー、加速度センサー等を搭載し、ウインカーを正確に出しているかどうかを判断。運転結果に応じて褒め音声や叱られ音声の再生やご褒美を提供するご褒美ボックスが作動する。子供たちがウインカーを出す練習ができるシステムとしても活用できる。

岡山会場の開催報告 (PDF)

作品の特徴 作品の概要 作品写真 システム概要 作品写真 作品写真

徳島

作品名
推しさんぽ
チーム「TeamOono」
大野 真奈大野 遼太大野 謙吾大野 真由
チーム集合写真
作品紹介
モードによっては道案内をすることで、散歩の習慣化をサポートする IoT システム。推しのアクリルスタンドが光ったり動いたり、音声でメッセージを伝えたりする。毎朝 LINE で天気情報と「歩こう!」のメッセージを受け取り、オトモモード (歩く距離やコースを決めた案内) やクエストモード (チェックポイントで情報提供) で散歩を楽しめる。サーボモーターでアクリルスタンドが動き、GPS で位置を判定。運動不足解消を目的に、スマホでは体験できない推しと「一緒に」歩く楽しさを追求した作品。

徳島会場の開催報告 (PDF)

作品の概要 動作の流れ アプリ画面 作品写真 提案 改良点と課題

香川

作品名
いまバスケできる
チーム「チーム D」
北見 晋吾添木 崇志森塚 恵
チーム集合写真
作品紹介
公園にあるバスケットゴールの使用状況を Web サイトで確認できるサービス。遊具と利用者のミスマッチを解消し、利用者の「行ってガッカリ」を低減! 種類の異なるセンサーで、複合的かつ多角的に判定・表示。遊具が空くとメール通知する機能あり。最高得点や地域の合計得点も表示しており、競争・協力などを楽しむことも可能。仲間とのコミュニケーションや健康増進につながり、公園を含む公共施設の利活用で人の輪が広がる。加えて、他の遊具等にも応用できる柔軟性があり、使用状況のデータは公園や施設の維持管理に役立てられる。

香川会場の開催報告 (PDF)

作品写真 開発の経緯 仕組み アプリ画面 デモ動画 デモ動画