Web×IoT メイカーズチャレンジ PLUS

学生や初学者エンジニアを対象とした
IoT システム開発のスキルアップイベント
「Web×IoT メイカーズチャレンジ PLUS」
2023 年度も各地で開催!

グランプリ決定戦の模様と各地最優秀賞受賞作品を紹介中!

メイカーズチャレンジはこんなイベント!

PC やスマホ、ネットワーク機器だけでなく、あらゆるモノがインターネットにつながる 「IoT (Internet of Things) = モノのインターネット」。 革新的でユニークなサービスが次々と登場し、モノに新しい付加価値が生まれている今、あらゆる業界で IoT や DX (デジタルトランスフォーメーション) に携わるエンジニアのニーズが高まっています。

Web×IoT メイカーズチャレンジ PLUS は、目指すべき「つながる」社会の実現に欠かせない「相互可用性」に着目したカリキュラムをベースに、ウェブの標準技術を使って IoT システム開発を実践的に学ぶ体験型のイベントです。 ハンズオン形式の講習会とハッカソンへの参加体験を通し、ソフトウェアとハードウェア双方のスキルアップを目指します。

イベントの特長

  • 初心者も安心 参加者の大半はプログラミング初学者や未経験者です。 充実した講習会を受講してからハッカソンに挑戦でき、イベント全体を通して運営スタッフが全力サポート!
  • 材料費負担なし IoT 作品の制作にはセンサーなど様々なデバイスが必要となりますが、 本イベントでは原則主催者が材料を費用補助・提供。思い思いにアイデアをカタチにできます。
  • 総務省後援 総務省および Beyond 5G 新経営戦略センターの支援による講習会カリキュラム提供と、 2017 年から続くスキルアップイベントのノウハウを活用しています。
  • ウェブ標準技術 HTML や JavaScript といったウェブ制作に使われる一般的な技術でセンサーや出力装置を制御! 身近になった IoT システムの開発を学べるカリキュラムです。
  • 身につくスキル ソフトとハードの両方を開発できるまたとない機会に加えて、 チームワークや短期間でのプロトタイプ制作といった基本的なエンジニア経験を得られます。

これまでの実績

先行的な取り組みである「Web×IoT メイカーズチャレンジ」を含め、2017 年以降、初学者を含む 1130 人以上の参加者がチームを組み、 身近な問題を解決するための IoT システムの開発に自ら挑戦し、270 以上のアイデアが IoT の試作品として誕生しています。

  • 参加者数 1130 人以上
  • 作品数 275 作品
  • 開催地域 のべ 46 か所
  • 満足度 94%

様々なセンサーや出力装置をウェブ標準技術でつないで、さぁ、何作ろう?

距離 照度 化学 音量 重量 磁気 位置 温度 湿度 加速度 人感 傾き 圧力 臭気 心拍

スケジュール

Web×IoT メイカーズチャレンジ PLUS は、開催地域ごとにプログラム詳細が異なりますが、 基本的な流れは以下となります。

講習会

座学講習

ウェブ標準技術やオープンソースソフトウェア (OSS) 活用の意義、ワイヤレス通信の基礎知識について、具体例を交えて講師が解説します。

ハンズオン (体験講座)

ボードコンピューターやセンサーなどの教材を使い、IoT システム開発を実践的に学習。スタッフが丁寧にサポートを行います。

チーム分け・準備

アイデアワークショップ

チームごとに地域の課題や身近な問題を探り、講習で学んだ技術を活用して、その解決策となるような IoT デバイスの仕組みを検討します。

事前準備

材料の調達やチーム内での役割分担など、ハッカソンに向けた準備を進めます。 オンラインでも情報交換しやすいようチャットルームを開設します。

ハッカソン

作品制作

チームで練り上げたアイデアをもとに、ハードウェアとソフトウェアの両方を実装 (プロトタイピング) し、IoT 作品として仕上げます。

成果発表会

チームごとに作品のデモとプレゼンテーションを行い、これまでの成果をアピールします。 その後、審査を経て、講評と優秀作品の表彰を行います。

全国から優秀作品が集結!

グランプリ決定戦

各地の最優秀チームがオンラインプレゼンテーションを行います。 審査員と観客の皆さんの投票で本年度の全国グランプリ作品が決定します。

エンジニアとしてのスキルを高めよう!

このイベントでは、ウェブ標準技術を使った IoT システム開発や標準技術活用の意義を学べるだけでなく、オープンソースソフトウェア (OSS) 文化への理解やチームワーク、公共の場での共働力など、様々なスキルを身に付けられます。

  • ハードとソフト双方のフルスタックな開発スキル
  • オープン戦略や OSS 戦略への理解
  • アジャイル開発に対応できるエンジニア力
  • チームワークとプロジェクトマネジメント力
  • イノベーションにつながるプロトタイプ創出力

数字で見るメイカーズチャレンジ

※ 2022 年度 Web×IoT メイカーズチャレンジ PLUS 参加者アンケートより

プログラミング経験

参加者の多くはプログラミング初学者です。ハッカソンに向けた講習会があるので、どなたでも安心して参加できます。

プログラミング 学習経験あり (初歩を含む) 62 % アプリの 開発経験あり (趣味を含む) 18 % 日常的に アプリを開発 17 % プログラミング 学習経験なし 3 %

満足度

6 割の参加者が「とても良かった」と評価。「良かった」と合わせると 94% の方から高い評価を得ています。

とても 良かった 60 % 良かった 34 % 普通 5 %

得られたこと (複数回答可)

多くの参加者からプログラミングスキルの向上だけでなく、チームでの開発やアイデア実現の経験が評価されています。

チームで開発する経験 74 % アイデアを実現する経験 65 % プログラミングスキル 51 % コミュニケーション 能力 42 % CPU ボードやセンサー 等の制御スキル 41 % 短期間での プロトタイピングの経験 35 %

参加者の声

※ 2022 年度 Web×IoT メイカーズチャレンジ PLUS 参加者アンケートより

  • 初対面の人達と短期間で物を作るという経験が難しくもあり楽しかったです。 他のチームの成果物を見るのも楽しかったです。 (岡山参加者)
  • 非常に役に立つ経験になった。 今後自身がグループで制作活動をする際や、起業を目指す際に意識したいことを多く学べた。 (鳥取参加者)
  • よいチームに出会えて良かった。 次は、もっといろいろな年代の人とチームを組んでみたい。 (信州参加者)
  • 経験を通して実際に実装することの楽しさを知れてよかった。 (徳島参加者)
  • プログラミングもまだ習っている途中なのでこのイベントに参加することが不安だったけど、みんなで作品を考えたり、実際にプログラミングを活用できたりして楽しかった。 (岡山参加者)
  • 参加して、実際にハッカソンをしてみて、とても充実して、また参加したいと思えたイベントでした。 (鳥取参加者)
  • こういったチームで何かを開発するという機会があまりないので、とても良い取り組みだと思いました。 できれば今後も参加したいと思います。 (信州参加者)
  • 初めは回路や GPIO 等の JS モジュールについてなど、わからないことも多かったのが、段々とわかるようになっていって楽しかったです。 (愛媛参加者)
  • 普段体験できないようなことを体験でき、チームで目指すものを作れてとても楽しかった。 (徳島参加者)
  • やはり楽しくできたことがこのハッカソンに打ち込めた理由のひとつだと思う。 楽しく学ぶことに際して障害となりえる箇所が運営側のサポートで取り除かれていたことが良かった。 (岡山参加者)
  • 最初は長いように感じましたが、いざやってみると、アレが間に合わない、コレもできていないなど、時間に追われることが多く、気づいたら今日でした。 色々バタバタして忙しかったし、大変でしたが、今思えば楽しかったです! ありがとうございました。 (香川参加者)
  • ハッカソンを通してコミュニケーション力が向上したり、実際に形にするという初めての経験ができてとてもよかった。 事務局の方の対応もよく、分からないことがあったらすぐに親身になって教えてくれた点もよく、最後まで楽しくハッカソンに取り組むことができた。 今回得たスキルは今後に繋げていきたい。 (沖縄参加者)
  • ほぼ知識ゼロから始めたので不安だったけど何とかなってよかったという安堵感がすごかった。 他の人と一緒に開発したことはないのでこうやってやるのかと思った。 (信州参加者)
  • 今まで学校でしか、IT について学んでなかったけど、今回のイベントで IT についての視点をさらに広げることができて、改めてプログラミングの勉強を頑張ろうと思いました。 (愛媛参加者)
  • 座学で学ぶだけでなく、人とコミュニケーションを取りながらアイデアを形にすることができて楽しかったです。 ありがとうございました。 (香川参加者)

昨年度各地の最優秀作品

受賞作品紹介を見る

過去すべての作品を見る

東京

譲り合いの起きない交差点での混雑を解決する
OhHoh

信州

若者や高齢者のために家の中で頼れる存在となる
Assistant May

鳥取

車内置き去りによる子供の熱中症事故を防止する
CS バッグ

岡山

スマート水耕栽培キット
ただのスマートプランター

徳島

もっとたくさんの人にお遍路を知ってもらいたい
お遍路 SNS

香川

学校での先生の居場所がリアルタイムに分かる
MY (ウロ)² bit

愛媛

ゴンドラの位置に応じて観光名所を紹介する
観覧車のための自動観光アナウンスキット

沖縄

徒歩や公共交通機関での移動を促す
歩コーノ

今年度各地の開催情報

Web×IoT メイカーズチャレンジ PLUS は各地域の地元運営委員会組織の発意・負担による自律的なイベントとして企画が行われます。 2023 年度の開催地域および、各地のイベント詳細については、決定次第順次お知らせします。 以下の各地のページからご確認ください。

Supporters

事業主体

  • 総務省

協力

各地で行われるイベントの運営主体、事務局、メインスポンサーおよび、イベント全体をサポートする中央実行委員会への支援をいただいている協力各社・団体 (五十音順)

  • 株式会社秋田ケーブルテレビ
  • 株式会社インターネットイニシアティブ
  • 一般社団法人 WebDINO Japan
  • 株式会社 愛媛 CATV
  • 国立大学法人 岡山大学
  • 株式会社 Goolight
  • KDDI 株式会社
  • コニカミノルタ株式会社
  • 情報通信交流館 e-とぴあ・かがわ
  • 国立大学法人 信州大学
  • セリオ株式会社
  • 徳島大学 デザイン型 AI 教育研究センター
  • 株式会社トスコ

後援