Web×IoT メイカーズチャレンジ PLUS

開催概要

主催 Web×IoT メイカーズチャレンジ PLUS 香川運営委員会
スマートシティたかまつ推進協議会
共催 かがわ情報化推進協議会
協賛 四国情報通信懇談会
協力 Web×IoT メイカーズチャレンジ PLUS 中央実行委員会
後援 総務省 四国総合通信局、総務省四国総合通信局、Beyond 5G 新経営戦略センター、香川県、高松市、香川大学、情報処理学会四国支部、日本電気株式会社 四国支社、日本 Android の会
ハッカソン開催日程 2021 年 12 月 4 日 (土)
※ハッカソンに先立ち、講習会として以下の 4 講座を実施。
  • 環境センシングサービスの作り方 (10/2)
  • JavaScript 基礎学習と Cloud-DB 連携 (10/9)
  • IoT を活用して COVID-19 対策 (10/16)
  • 座学講習・アイデアソン (10/30)
会場 情報通信交流館 e-とぴあ・かがわ (一部、リモート参加あり)

イベントの詳細 (e-とぴあ・かがわのサイトへ移動します)

講習会

ハッカソン

M5Stack および M5Stack 適合センサー類、JavaScript、HTTP リクエストと Google スプレッドシートの連携、たかまつスマートシティデータベース (FIWARE) 等を活用した環境にて講習会を実施。IoT を活用した課題解決をテーマにアイデアソンを行い、ハッカソンでチームごとに作品の発表を行った。

ハッカソンの作品審査は、以下 4 名の審査員により行われた。

  • 石井 健史 氏 (香川県政策部デジタル戦略総室デジタル戦略課 課長補佐)
  • 米谷 雄介 氏 (香川大学 創造工学部 講師)
  • 金川 邦広 氏 (高松市役所 総務局 デジタル推進部 デジタル戦略課 課長)
  • 瀧田 佐登子 氏 (一般社団法人 WebDINO Japan 代表理事 / Web×IoT メイカーズチャレンジ PLUS 中央実行委員会 副査)

最優秀賞は、作品名「スマートミラー」(チーム名:チーム D) が受賞した。

参加チームおよび作品概要

Team A 首輪

作品名:DingDong

室内でイヤホンなどしているとドアベルの音が聞こえず、郵便物などを逃してしまう対策として、M5Camera を用いて自宅のドアの前にいる人を検知し、スマホアプリに通知が届くシステム 。人感センサーで人物を検知し、カメラ画像から顔検出を行うことでドアの前に立っている人を検知する。検知された画像はサーバーに送信。サーバー側では、画像を保存して FCM による通知を実行する。アプリ側では、FCM による通知を受け、push 通知を出す。また、サーバーから画像を取得して、いつだれが来たのかをアプリ上から確認することができる仕組み。

Team B イルーム制作委員会

作品名:I:room

micro:bit のセンサーを使い、トイレ個室内の人の有無を調べたり、試着室などの個室の利用状況を可視化するシステム。日常の小さなストレスを解消したり、トイレ清掃の効率化、個室で人が倒れている場合の発見時間の短縮なども期待できる。

Team C tbhs4

作品名:KAZO CAULK

お店等の客数をリアルタイムでカウントし、混雑状況をその場で把握することができるシステム。長い待ち時間や密を避けることが可能なコロナ禍の時代に合った作品。

Team D チーム D

作品名:スマートミラー 【最優秀賞受賞作品】

忙しい朝の負担を少しでも減らして時短を図ろうとするシステム。登校や出社前、体温等のチェックが必要な時代になり、毎日使用する鏡に注目。鏡の前に立つと上部にあるサーモセンサーが体温を自動的に計測し、音声でお知らせ。また、鏡に接続したスピーカーより体調に関する質問を行い、はい/いいえで解答するとデータがクラウドに保存される。他にも天気や降水確率などの情報も取得できる。

Team E oni

作品名:真・鬼ごっこ

コロナ禍という新しい時代に合わせた非接触で遊べる鬼ごっこシステム。M5Stack 既存の鬼ごっこをもっと面白く、商店街などでもできて子供が喜びそうな鬼ごっこにできないかを考え、記録に残って、ミッションや GPS で追跡したら逃走中の雰囲気になって見ている側もプレイヤー側も面白いのではと考えた。GPS、Wi-Fi を使ってミッションを与えたりリアルタイムで観戦したりすることができる。